「サヨナラ・どんぶり」 交際費を理解して事業を成功させるには!! (シリーズ10 交際費編、最終回)

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サヨナラ どんぶり税金経営 <00010号 平成27618日>

交際費を理解して事業を成功させるには

公認会計士・税理士  山田俊輔
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「サヨナラ どんぶり税金経営」は、

公認会計士・税理士の山田俊輔が

【税金と仲良くなって事業を成功させて欲しい、との考えから


 事業・生活にすぐ使える税金知識・ノウハウを提供する 】

ことを目的として隔週木曜日にお届けするメールマガジンです。

専門用語も出てきますが、読んで頂けると幸いです。

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<最近のダイジェスト>

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こんにちは、公認会計士・税理士の山田俊輔です。

10回目のメールマガジンを配信します。

 

しつこくて申し訳ないですが、

前回に引き続き、、、

 

Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所

及び

株式会社日本会計サービス

では、一緒に会社を大きくしてくれる将来の幹部候補

もしくはパートナーを

大大大募集しております!!

 

業務拡大及び、

将来の組織構想や

世の中の状況を勘案すると

経営者が私1人という状況は望ましくありません。

 

経営者が私1人で、社員を十数人抱えれば

目先の数年間は何の問題もなく運営できるとは思いますが、

中長期を見据えた時に、

必ずつまずくことが明白に見えています。

 

税理士という職務上、

個々人が専門家であるため、

行動範囲を狭め、

1人で全てをこなし、

お客様に満足頂くことは可能です。

 

1人で仕事を行うメリットは、自由があることだと思います。

 

反面、組織を運営していくと、組織内のことにも気を使うため、

専門家としての仕事以外の仕事が増え、目先は大変になります。

 

ですので、1人で出来るこの仕事最高やん!と、

私も1人でないにせよ、つい最近までは大きな組織を持たず、

できるだけ少人数で事務所を運営していこうと考えていました。

 

しかし、考えを改めました。

 

最適な規模の組織を持つことで、

厳格な品質管理体制が構築でき、

お客様の多様なニーズにも組織対応で最良の対応ができ、

結果として経済社会の役に立つことが出来る。

 

個人での品質管理は、その個人の力に依拠することとなるので

年齢を重ねる度に脆弱となりますし、

多様なニーズに応え得られなくなる結果、

お客様に迷惑をかけ

かつ、経済社会から退去せざるを得なくなる、、、

という危機感を感じています。

 

そんな時代が来ていることがわかっていながら、

目先の自由を優先し、準備を怠ると

経済社会から必要とされない時代が必ず来ると思っています。

(全て1人でやり続けるスーパーマンもいますが、私はスーパーマンではないので)

 

ですので、弊社では、将来の幹部候補

もしくは、一緒に組織を作っていってくれるパートナーを

探しています。

 

ぜひ、お知り合いの税理士さんや、

貴社の顧問会計事務所の担当者さんで

すごくイケてる!!

という方がいらっしゃれば、

まずはお茶だけでもさせて頂ければ十分ですので

ご紹介頂ければ嬉しいです。

 

その方々と良い組織を作り

経済社会に貢献し、

みんなで幸せになることを望んでいます。

 

引き続き、ぜひぜひ、よろしくお願いします!!

 

 



それでは、

 今週の「サヨナラ どんぶり税金経営」をどうぞ。

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<今週のサヨナラ・どんぶり>

 
【 交際費を理解して事業を成功させるには!!(シリーズ9) 】

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前回までで、

「制限のある交際費に該当せず、

他の経費として計上できるもの」

のシリーズから、

会議費についてお話しました。

 

 

 

前回のメルマガはこちら

1回目

http://www.stamen.jp/2015/02/19/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ1/

 

2回目

http://www.stamen.jp/2015/03/08/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ2/

 

3回目

http://www.stamen.jp/2015/03/16/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ3/

 

4回目

http://www.stamen.jp/2015/04/02/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ4/

 

5回目

http://www.stamen.jp/2015/04/19/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ5/

 

6回目

http://www.stamen.jp/2015/04/29/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ6/

 

7回目

http://www.stamen.jp/2015/05/10/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ7/

 

8回目

http://www.stamen.jp/2015/05/29/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ8/

 

9回目

http://www.stamen.jp/2015/06/06/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ9/

 

 

今回は、

「制限のある交際費に該当せず、

他の経費として計上できるもの」

(つまり全額経費OKのもの)

のシリーズから、

福利厚生費

広告宣伝費

についてお話します。

 

まず、福利厚生費です。

 

交際費課税は社内交際費も対象にしていますので、

創立記念や

慰安旅行、

社内運動会、

忘年会などで発生した支出が

 

交際費となるのか

福利厚生費となるのか

の区分が問題になります。

 

基本的には

全社員等を対象にするものは、

業務の一環として福利厚生費として取り扱われます。

 

ただし、特定の者のみを対象にするものや、

特定の従業員等に金品を渡すも、

不相当に高額なものは、

 

交際費等に該当するか、

若しくは給与課税がなされますので注意が必要です。

 

次に、広告費です。

 

広告費は

「歓心を得るために行う」

という点で交際費に近しい費用と考えられています。

 

しかし広告は、

「不特定多数の者ないし、

一般消費者に対して行うもの」であることから、

 

取引関係者の歓心を買う支出とされている交際費等とは、

似て非なるものです。

 

「不特定多数」という要件がキーワードですので、

このキーワードに注意して

広告費と交際費を区分する必要があります。

 

ぜひ福利厚生費と交際費の区分

ないし、広告費と交際費を区分

を適切にして頂き、

「どんぶり税金経営」とならないようご注意ください。

 

さて、今回で交際費のお話しは終了となります。

 

10回のメルマガに分けて解説してきましたが、

交際費は健全な税金経営にとって

とても大切な項目ですので、

ぜひ復習頂き、マスターして頂きたいです。

 

とはいえ、

メルマガで解説出来たのは基本の部分のみですので、

実務上の判断に迷う部分は

お気軽に弊社までお尋ね下さい。

 

セカンドオピニオンも大歓迎で、

初回相談は無料となっております。

 

 

 

 

 

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