「サヨナラ・どんぶり」 交際費を理解して事業を成功させるには!! (シリーズ9)

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サヨナラ どんぶり税金経営 <00009号 平成2764日>

交際費を理解して事業を成功させるには

公認会計士・税理士  山田俊輔
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「サヨナラ どんぶり税金経営」は、

公認会計士・税理士の山田俊輔が

【税金と仲良くなって事業を成功させて欲しい、との考えから


 事業・生活にすぐ使える税金知識・ノウハウを提供する 】

ことを目的として隔週木曜日にお届けするメールマガジンです。

専門用語も出てきますが、読んで頂けると幸いです。

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<最近のダイジェスト>

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こんにちは、公認会計士・税理士の山田俊輔です。

9回目のメールマガジンを配信します。

 

突然で申し訳ございませんが、

Star Member (スタメン) 公認会計士・税理士事務所

及び

株式会社日本会計サービス

では、一緒に会社を大きくしてくれる将来の幹部候補

もしくはパートナーを

大大大募集しております!!

 

業務拡大及び、

将来の組織構想や

世の中の状況を勘案すると

経営者が私1人という状況は望ましくありません。

 

経営者が私1人で、社員を十数人抱えれば

目先の数年間は何の問題もなく運営できるとは思いますが、

中長期を見据えた時に、

必ずつまずくことが明白に見えています。

 

税理士という職務上、

個々人が専門家であるため、

行動範囲を狭め、

1人で全てをこなし、

お客様に満足頂くことは可能です。

 

1人で仕事を行うメリットは、自由があることだと思います。

 

反面、組織を運営していくと、組織内のことにも気を使うため、

専門家としての仕事以外の仕事が増え、目先は大変になります。

 

ですので、1人で出来るこの仕事最高やん!と、

私も1人でないにせよ、つい最近までは大きな組織を持たず、

できるだけ少人数で事務所を運営していこうと考えていました。

 

しかし、考えを改めました。

 

これからの時代は「ホンモノ」しか残らない時代になります。

 

実際に、

単に営業がうまい、

広告やSEOに優れている、

しかし中身は何も伴っていない

という会社や個人は

SNSの発展に代表される個々人のマスメディア化により、

大企業であっても経済社会から退去を余儀なくされています。

(マク○○ルド等がそうであるように、、、)

 

最適な規模の組織を持つことで、

厳格な品質管理体制が構築でき、

お客様の難解なニーズにも組織対応で最良の対応ができ、

結果として経済社会の役に立つことが出来る。

 

個人での品質管理は、その個人の力に依拠することとなるので

年齢を重ねる度に脆弱となりますし、

難解なニーズに応え得られなくなる結果、

お客様に迷惑をかけ

かつ、経済社会から退去せざるを得なくなる、、、

という危機感を感じています。

 

そんな時代が来ていることがわかっていながら、

目先の自由を優先し、準備を怠ると

経済社会から必要とされない時代が必ず来ると思っています。

(全て1人でやり続けるスーパーマンもいますが、私はスーパーマンではないので)

 

ですので、弊社では、将来の幹部候補

もしくは、一緒に組織を作っていってくれるパートナーを

探しています。

 

ぜひ、お知り合いの税理士さんや、

貴社の顧問会計事務所の担当者さんで

すごくイケてる!!

という方がいらっしゃれば、

まずはお茶だけでもさせて頂ければ十分ですので

ご紹介頂ければ嬉しいです。

 

その方々と良い組織を作り

経済社会に貢献し、

みんなで幸せになることを望んでいます。

 

ぜひぜひ、よろしくお願いします!!

 

 



それでは、

 今週の「サヨナラ どんぶり税金経営」をどうぞ。

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<今週のサヨナラ・どんぶり>

 
【 交際費を理解して事業を成功させるには!!(シリーズ9) 】

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前回までで、

交際費の裏ワザともいえる

「1人当たり5,000円以下の社外飲食費」

の解説を終了しました。

 

 

 

前回のメルマガはこちら

1回目

http://www.stamen.jp/2015/02/19/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ1/

 

2回目

http://www.stamen.jp/2015/03/08/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ2/

 

3回目

http://www.stamen.jp/2015/03/16/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ3/

 

4回目

http://www.stamen.jp/2015/04/02/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ4/

 

5回目

http://www.stamen.jp/2015/04/19/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ5/

 

6回目

http://www.stamen.jp/2015/04/29/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ6/

 

7回目

http://www.stamen.jp/2015/05/10/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ7/

 

8回目

http://www.stamen.jp/2015/05/29/サヨナラ-どんぶり-交際費を理解して事業を成功させるには-シリーズ8/

 

 

今回は、

「制限のある交際費に該当せず、

他の経費として計上できるもの」

(つまり全額経費OKのもの)

のシリーズから、

会議費についてお話します。

 

会議費は交際費に非常に近しい費用ですので、

実務上、

会議費とするか

交際費とするか

判断に迷うことが多いと思います。

 

会議費となれば、税務上の制限がない

交際費となれば、税務上の制限がある

ことから、その区分は会社経営においてとても重要です。

 

解説します。

 

法律上、交際費等の範囲から

「会議に関連して、

茶菓、弁当その他これらに類する飲食物

を供与するために通常要する費用」

が除かれています。

 

会議は事業活動に必要不可欠なものであるため、

このような取扱いがなされているわけですが、

会議に伴って会食をしたり、

旅行に伴って会議したりするなど、

は実務上どのように判断するのでしょうか。

 

この点、「会議に関連して~通常要する費用」とありますので、

会議費として相当な費用であれば問題がない、

と考えられます。

 

事実、国税庁の通達においては、

以下のような会議であれば、交際費等に該当しない

とされています。

 

会議に際して社内又は通常会議を行う場所において

通常供与される昼食の程度を

超えない

飲食物等の接待に要する費用

 

製造業者等が特約店等を旅行等に招待し、

併せて所定の会議を開催した場合において、

その会議が会議としての実体を備えているときにおける、

通常要すると認められる費用

 

実務上は、

会議の開催場所(会議を行うのに不適切な場所ではないか)、

会議に伴う会食費用(会議としての会食とするには高額ではないか)、

会議の実態(名ばかりの会議で、実質的に接待ではないか)、

といったポイントを総合的に見て判断する

ことで

会議費と交際費を区分してくことになります。

 

ぜひ会議費と交際費の区分を適切に理解して頂き、

「どんぶり税金経営」とならないようご注意ください。

 

 

 

 

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